恒例のもう見飽きた感のある師弟愛の体現が始まった


叫び声と派手な打撃音

汗やら血やらよくわからない汁っぽいものまで飛び交う

「ぅお館さむう゛あぁぁぁ!!」

「幸村ぁぁぁ!!」

「ぅお館さま゛ぁあぁぁ!!!」

止まらない互いの名の連呼

いや、名ではなくただ雄叫びをあげてるだけのような気もする


そんな疲れる主2人のやり取りを眼前にが聞く

「今日はあとどれだけ殴りあうんだろ。」

殴りあうだけじゃすまないのがあの人達だ

けどもうそんな訂正はする気も起きない

「さぁてね。ま、あの勢いだと結構かかるんでないの。」

激しい拳の横行が止まる気配はない

「そう。じゃあさ、イチャつかない?」

しかし相変わらずどっちも容赦ねーなって


「・・・へ?」


あ、旦那が飛び蹴り

「どうせ暇だもん。」

うわーお館様の顔、見事に潰れ・・・おっ足首掴んで放り投げた

「どーしたの。珍しく大胆じゃない?」

あ、旦那が空飛んでる

「だって最近触れ合ってないじゃん。」

・・・つか、何であんだけ飛ばされて即起き上がるかな

「まぁそうだな。仕事多かったし。」

ほー今度は勢いづけて突進か

「それに普段は幸村が破廉恥って五月蝿い。」

あ、頭突きで返された

「確かに。」

おーおー痛そうなこって

「今がいい時間だと思うんだけど?」

横からにゅっとの顔

「ダメ・・・?」

その上目遣いのまぁ可愛いこと

「んな訳ないっしょ〜。」

そりゃ即答だってしちまうさ

「俺様大感激〜♪」

っと、あらぁ満足そうに微笑んじゃって

「。」

それならこうして

「こーいう事したいんだよな?」

引き寄せれば俺の視界には冴だけ

「佐助・・・。」

もっといい顔にしてやりたくなるってもんだろ

一瞬だけ零になった唇の距離

「それじゃ真昼の情事と洒落込みますか。」


忍 恋 路
 次のくちづけは静かな場所で

  久しぶりの佐助夢です。やっぱり佐助大好きです!
  でも一番書いてて楽しかったのは武田師弟(笑)

  相互リンク様に限りフリー配布です。
  相互ありがとうございます!どうぞ今後ともよしなに・・・v
06/09/24 壱師冴 










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